飴玉
ヤギ
風に
とばされて
ビニール袋と
くるり
くるり
舞って
たまっていた
花びらに
ふっかり
受けとめられたときに
好きな曲がきこえた
もんだから
あっ
て
ひらいた口に
飴玉
おちてきて
甘くて
あたたかくて
ちょっとわらったら
眉間に
しわをよせていた
ことに
気がついて
もういちど
わらったとさ
自由詩
飴玉
Copyright
ヤギ
2005-04-12 17:19:00