荒川サンセット
番田 

あの日のプライドを思いだす 
土手に そして 腰を下ろした友達を 
土手の上に沈む夕日は
でも 違う街のものだったけれど


今もあいつは きっと変わらない 
そう 僕は 時々 考えていた 
そして今は何をしているのだろうと もう
連絡は この歳だからとらないけれど


ああ 絆は なぜ 街で 
何もないところから生まれるのだろう そして
白いパーカーを着ていた頃 僕は
戦うことだけが全てだった事を思い出す 



自由詩 荒川サンセット Copyright 番田  2020-03-10 01:06:17
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