初春2
ひだかたけし
緩やかに
空気が流れる
初春の宵、
懐かしい匂い
鼻腔を巡り
大気圏から降って来る
息吹く命の源を
ゆっくり静かに散種する
)ああ、魂はうっとりと
)息吹く命の香に包まれ
)何処までも何処までも
)広がっていくよな心持ち
季節は巡り、
匂い立つ
肉感的な春が来る
自由詩
初春2
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ひだかたけし
2020-02-15 18:52:27
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