ディスプレイ(改訂)
ひだかたけし

また夜になり
静けさ、
部屋に充満して
私は一人横たわる
人差し指より先に薬指が
ディスプレイに触れ
誤字が打たれていくのを
眺めながら

)アトランダムな文字列から
)生傷の如く露になる
)制御不能な現実というもの

また夜になり
有り余る時、
静止して
私は一人横たわる
人差し指より先に薬指が
ディスプレイに触れ
誤字が打たれていくのを
眺めながら




自由詩 ディスプレイ(改訂) Copyright ひだかたけし 2020-01-24 19:58:34
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