郭公
アラガイs


(うしろの正面ダアレ)

、いきなりですが
羽根を持ちあげては殺しあう

郭公が鳴いた

鏡に映るのは化粧の白い羽根

声音を十二階変化させ
モノマネをする

知らない
誰とも気づかかないまま

郭公は
、鳥籠のから(磁場はない)

汚れない
静かに羽根を閉じて
啼いた、カラス








自由詩 郭公 Copyright アラガイs 2019-12-18 15:00:12
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