秋の潮騒
夏川ゆう

夏の余韻は完全に消えて
秋に成り切って
寒さが少しずつ増していく

秋の潮騒は何処か寂しさがあり
満たされていない心には寒い

秋にやりたいこと
直ぐには思いつかない
何をやりたいのだろう・・・

乾燥した心を潤す人の優しさ
人々の愛がいつも元気をくれる

時々砂浜に行きたくなる

潮騒以外何も聞こえない
静かな一人の時間
何一つ考えられない無の心

秋の潮騒が心に沁みる
何とも言えない寂しさが重い


自由詩 秋の潮騒 Copyright 夏川ゆう 2019-11-09 04:51:49
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