朝の光景(改訂)
ひだかたけし

瓦が白く光っている

烏が一羽とまっている

広がる朝の光の中を

烏と瓦が交わっている

互いの輪郭守りながら

光の海を泳いでいる


)秋の蒼穹は何処まても高く
)光の群れを集めては放散し 


瓦が白く光っている

烏が一羽飛び去っていく

広がる朝の光の中を

烏と瓦が離れていく

互いの輪郭守りながら

光の海を泳いでいく

















自由詩 朝の光景(改訂) Copyright ひだかたけし 2019-10-27 21:44:42
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