雨の日に思う
丘白月


少しづつ泡立てた
雲をたくさん集めて
妖精が空を洗う
石鹸の香りが
雨で流され土に染みる
やがて花の匂いになり
庭にいたあの人を思う



自由詩 雨の日に思う Copyright 丘白月 2019-10-19 07:37:13
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