哀しみ一滴(改訂)
ひだかたけし
雨の一滴が右手の甲に 落ちた
ズシリと 重たかった
ミシリと 胸の空洞が鳴った
私は慌てて滴を振るい落とした
軋む胸が一瞬、
張り裂けそうになって
自由詩
哀しみ一滴(改訂)
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ひだかたけし
2019-10-11 23:00:50
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