パンダがくれたもの
Sisi

うだつの上がらないパンダが
夢を忘れたわたしにくれたもの


彼はそれ以来、シロクマとして生きることになり
パンダであったことはきっとわたししか知らない


わたしは温かい、黒い闇に包まれて
かつてのあなたを想って夢を見ます



自由詩 パンダがくれたもの Copyright Sisi 2019-04-22 03:27:35
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