命
ミナト 螢
鍛えた体と星を比べると
熱い胸の音が肌に届いて
瞬きはいつか
消えてなくなる
朝だろうか
雨だろうか
色は鮮やかに記憶を結び
命は穏やかに鼓動を早め
見えない時間を
重さだという
心臓が呼んでいる
どうかその輝きを
閉じ込めた輪郭で
僕を宙返りさせて下さい
自由詩
命
Copyright
ミナト 螢
2018-08-26 15:43:53