自らの内の無詩の子ども、ら が/破壊をくりかえす、ものを
水菜
ra- rarara rara
ら、ーららら、ら、ら、ーら、ら、 ら、ら、ら、
ー ら ら ら、らら らら、(かろやかな子供たちの声が)
(すずやかに うたおう)
(かけぬけよう)
(かろやかに わらう)
(こどもら 、 の こえ)
、
かけぬける 無詩の子供ら、が
傷だらけのはだしの足
どうしてですか
くちがひらかないの?
いいえ
わたしは、それを のぞんだのです
聖堂にたどりつき
あしのゆびにささる棘を/
、
/ひとつひとつ抜こう
わたしは、あなたを言葉でつきさしたくはなかったのです
あなたがそれをのぞむと、わかってはいても
言葉でつきさしたくは、なかったのです
無詩の 見えることのない ち、が、ながれよう
無詩の見えることのない ち、が、ながれ、
わたし、そこへ
そこ、へ、
ふさぎこも、う