水虫ジュク夫「盟友」
花形新次

本当に悲しいとき
人は絶対に
悲しいなどと思わないし
悲しい言葉も浮かばない
少し時間をおいて
悲しみを相対化して
ちょっとずらすことが出来て初めて
やっと言葉による表現が
可能となるんだ

悲しい、悲しいと
直接的な
クソ自称詩を垂れ流しているうちは
まだまだ余裕があるんだよ

(インキン蒸一郎「悲しい白癬菌」)

これは
私の自称詩投稿サイト上の盟友
自称詩人インキン蒸一郎の
代表的自称詩だか
実を言うと
何を言ってるのか
さっぱり分からない

悲しくなくたって
悲しいふりしなくちゃ
バカなおばはん自称詩人が
食いついて来ないだろうが!
こいつ、馬鹿じゃないかと思う



自由詩 水虫ジュク夫「盟友」 Copyright 花形新次 2018-03-08 21:07:35
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