真昼サヴァイヴ形象宇宙
ひだかたけし
光溢れる喧騒の昼を
病だらけのわたくしが
いつまで堪え乗り切れるのか
それはまるで分からない
只 今は待ち望むのみ
宇宙に魂が調和する
あの現の余韻の懐かしい時を
夜の暗闇と静けさに
寄り添い一体化する
静かな時流が到来し
様々な△やら■やら
千の形象に憩うとき
光と闇が合い戯れる
形象宇宙の渦と化す
光溢れる喧騒の昼は
壊れかけた肉心の忍耐
忍耐は魂を鍛練する
と言われても
限界を超えるそれは
死を意味する
死んでしまえば詩を書けない
形象宇宙を現せない
忍耐の人と繋がれない
生の躍動と静けさに
寄り添い一体化する
宇宙の時流が到来し
様々な〇やら◆やら
千の形象を踊るとき
人が人を照らし出す
未知永劫の渦と化す