草野春心



  正しくあろうとして
  わたしたちの舌はもつれた
  東京で あなたを愛そうとして
  口付けを重ねるしかなかった 
 
  偽らない わたしの目に
  毎日の夕暮は かなしかった
  あなたをいつまでも愛そうとしたから
  この 東京の街で



自由詩Copyright 草野春心 2017-09-18 14:47:51
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春心恋歌