夜散歩(改訂)
ひだかたけし

草はらを
踏み締め夜を歩き進む

裸足で草いきれに包まれて
むんむんと さらさらと
皮膚と鼻腔を刺激され
生き生き息吸い吐き出し又

広がる意識に己を感じ
深く 分け入る夜の闇、
肉の痛みすら心地好く。



自由詩 夜散歩(改訂) Copyright ひだかたけし 2017-08-25 21:30:49
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