スピードツイン
あおば

バイクで、
オフロードを飛ばすとき
柔らかいサスペンションは
安定悪く蛇行しやすく
底付きもしたりして
ショックの後の
リバウンドが怖いからって
サスペンションを省いたら
思い切りジャンプしたときに
フレームが折れることもある


後輪サスペンションのストロークは
初期のプランジャー型式の車で、
50mmちょっとだったのが
それが最近では300mm以上も有って
性能は格段に良くなって
Xゲームでは空中回転横捻り
サーカスみたいに
なんでもこなす曲芸技に
平気な顔して耐えている

ご苦労様と言いたいが
まるで高足蟹みたい
格好悪いね

貶して
1930年代のスマートな
トライアンフ・スピードツイン
E.ターナーの設計した
500ccの金字塔モデル
前輪ガーター式
後輪リジットに見とれてる

古めかしいスタイルだけれども
水平に流れるタンクの曲線の
優美な下には直立した
プッシュロッドも厳めしく
パラレルツインのエンジンが
大地を支えるように装着されて
スピードと安定感を美しくして
一度見たら忘れられない
その歴史的スタイルは
今でもその面影を留めていて
現在の国産車
カワサキW650にも残ってる
http://www.kawasaki-motors.com/model/w650/


自由詩 スピードツイン Copyright あおば 2005-03-11 01:10:01
notebook Home 戻る
この文書は以下の文書グループに登録されています。
モーターサイクル(バイク)