想いは枯れて(三)
信天翁

       水無月は日本晴れの
             土曜日
        四号公園の広場で
          子どもたちは
   ドッチボゥル遊びをしている
     おとなのまねができない
        歓声を発散させて
(自分もそんな年頃があったんだが)
             そうだ
   まもなく蝉の声もするだろう
     片田舎の平安というのは
 こうした光景をいうのだろう か


自由詩 想いは枯れて(三) Copyright 信天翁 2017-06-05 13:11:30
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