超える
水菜

私が超えられなかったあと一歩の心の段差が
今、すんなり超えられたの

様々な出来事を頭の中で整理出来るようになって

私、ひとつ壁を越えたよ

熱い太陽の陽射しの下で

柔らかく時が動き

さんざめく 笑いがさきまで
ふるえるね

柔らかな風が、時を笑い

緩やかな流線形の香りが辺りにゆるりと

ねぇ、緩やかに心をのばして

あたし、自由に笑う

風が拡がり

そしてまた、留まるね

あたし、風を拡げる


自由詩 超える Copyright 水菜 2017-03-28 12:09:04
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