白のイマージュ
ひだかたけし
夜陰に
静けさの
微かに揺れ動く
ベッドを囲むカーテンから
白の色 剥がれ漂い出し
微かに振動する
静まり返った
四方空間に
彷徨い落ちゆく白の色の
帰着すべき基体の不在
静けさのうちに
包み込まれて
息を潜める
白のイマージュ
その気配、
夜底に響き木霊する。
自由詩
白のイマージュ
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ひだかたけし
2017-03-10 16:35:42
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