COLD WATER
文字綴り屋 ひじり
ブクブクと音を立てて
沈み込んでいく
肺に残った酸素を絞り出し
それでも
頭上に揺らめく空
暗くなっていく視界
足掻けば水面に近づくことも
新鮮な空気を吸うことも
出来そうなのに
なぜか今
それをしようとしないのは
夢を見てるから
とても幸せな夢を
見られるような気がするから
自由詩
COLD WATER
Copyright
文字綴り屋 ひじり
2017-02-28 19:58:38