そねっと
もっぷ
わたしのからだは海だから
あまたのあなたがまったく気ままに
父さん、あなただって泳いでいるはず
それはきっと赤い魚 憂いはありますか
二度ほど天敵を差し向けた
どの魚も運がよかったし 父さんも
ある程度のいつまでもはそのままの暮らし
わたしだけじゃないから
あおい魚になりたかった
ひらがないろの あお、がよかった けれど
海が ない
「知らなかった」とどんなに泣いても
あの日 若すぎたのかもしれない 在り方を決めるのには
……「知らなかった」と
自由詩
そねっと
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もっぷ
2016-11-23 14:39:05
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