太陽
葉月 祐



偽ること無く 生きろと言う

隠れることも 逃げることすら

あなたはけして 許しはしないだろう

照らされる度に 濃さを増す

影と孤独 私の姿は

恥じるものでは無いのだから

己の持つものに誇りを持ち 生きろと言い放った

その冷たい熱を突き刺す太陽は

絶妙なバランスの厳しさと優しさで

私の本当の形を 見守っている様だ

偽らずに笑えと あなたはいつも

言いたかったに違いないのだ

その生命溢れる輝きに照らし出され

やはり あなたに対しても

偽り無く 在りたいと思うのだ

その芯ある真の光に

照らされながら 今に立ち向かう

欠いた部分を追い求めて 明日に繋がる今を歩く




自由詩 太陽 Copyright 葉月 祐 2016-10-16 00:46:02
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