鷲田

小さい子供が寝ている
スースーと息を吐き
横になってただ寝ている

私はそれを見て安心する
その無邪気さに
その無防備さに
君は私の大事な娘

小さい子供が寝ている
スースーと息を吐き
明日、駆け回る力を蓄えている

私はそれを見て家の暖かさを感じる
その寝顔に
そのパジャマ姿に
君は何時までも私の娘

「愛している」とは
遺伝子に組み込まれた一つの運命
神がいたとしたら
神の存在と同じ位絶対的な感情

「愛している」
「愛している」
大切な私の娘へ
寝ている私の娘へ


自由詩Copyright 鷲田 2016-09-08 22:44:53
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