それから
もっぷ

約束の未明に私は夢のなかだったかもしれない 目覚めると
テーブルの上のマグの位置がすこし違う気もする
さびしさを雪ぐために顔を洗い
鏡をみて 謝るように確かめてから
さびしさと一緒に部屋に戻り椅子に腰かける
、もう動かないマグをみつけて
込上げるものに崩され私は
咽ぶだけの それ に なる



自由詩 それから Copyright もっぷ 2016-09-06 17:02:57
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