女が男を恋するとき
梅昆布茶

男は女に幻想を持ち
女は微塵も持たない

男が絶望したとしても
女は決して心中したりはしない

少年だった頃に
すでに月から降りて来る物を
知っているんだ君たちは

三角ベースで野球をしたように
滑り込む君の宇宙は

最近はコンビニのように便利になって
疎通しない意思もなくなって

でも女の剛さはかわらないんだ
でも最近の男は随分脆弱になったものだが

ここからジャンル小変更。。。

ゆく川の流れはときどき絶えるが
恋心は絶えはしない

あほも雨後のたけのこのように剛く生えてきて
それでもまた生えてくる

あほと恋は同じか?
もちろんだが

どちらも世界の原動力なのだ
ドラえもんだけが

一番冷静な東京都知事なれるのだ
いしはらって誰だっけ
舛添って?

僕の友達は随分死んでしまっているので
そのかわりに言ってしまおうか

母性はいつも理知的で歴史を引き戻す力がある
父性という短慮がいつも通り平穏を覆すそれって歴史?

僕はいつも考えている
女が男に恋する時のことを

ちょっと逆説的に


自由詩 女が男を恋するとき Copyright 梅昆布茶 2016-06-09 02:11:29
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