こんにちはセレナーデ
瑞海




春風が
君と私の間を
通り抜けて
何億光年と
それは心を突き放す

春風が宇宙に吹いた日は
2人彼方に飛んで跳んで
最後に君の汗の匂いが
涙と流れた

ずうっと遠くの惑星から
私たち糸電話していたね
たわいもない話をして
いくつかの星は死んでしまったね

手と手をつないだら
2人だけの国が出来る
でも1番美しいのは
手と手が触れる5mm前

美しい明日の日のため
私も今日から
遠く遠くの宇宙に向かって
歌います

わたしを忘れたあなたのために
あなたに忘れられたわたしのために



自由詩 こんにちはセレナーデ Copyright 瑞海 2016-05-17 23:31:39
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