旋風にーJUMPUUー
アラガイs


四輪(jeep)駆け巡る
冬の笑顔はいいね
あの人の胸のなかにある
鳶色をした大きな瞳
木枯らしを背にするときのカーブ
−ルーズオーバー
茶色のボタンが毛糸にひっかかる
無邪気な雲のようになつかしい
僕は草の上
寝転ぶ術を知らないから
嘘でもいいからと、後ろ足でジャンプ!
雲の棚を覗きこんでみる
だけど棚の上には何もなかったよ
春になればSun/Crow(やまがらす)がやってきて
どうせつくり笑顔なのさ
、と、ステップアウト!
ーーWhirlwind(旋風)を呼びこんだ
あの人も棚にえくぼを置いたまま
冬の足跡を残して去っていったよ。








自由詩 旋風にーJUMPUUー Copyright アラガイs 2016-01-16 04:00:37
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