黒髪

いつついたのか大きな傷
裏切った裏切られた
どっちが先にやったのか
今じゃあいまいだ
とても知りたかった
ひどいことする理由
道端の石を蹴るようなつもりだったかい
はなについたことはなんでも否定するのかい
僕のことを君は全く知っていなかったじゃないか
顔つきや体つきで決めつけたのか
太陽の嘘つき
夜という暗殺者
いつから弱くなったのか
暗い世界に明かりはない
闇を
知りすぎている
ボロボロになってる見えない心臓
それが止まったら苦しいだろう
だから道をはずれよう
血を出すことも避けないよ
猫の絵
君にスタンプしてあげる
明日眼ざめたとき変わっているといいな
優しさはいくらでもあげるね
その瞬間だけは僕が嫌なこと忘れられるから
僕の為だね
血が巡り
空気がおいしかったら
どんなことも本当だよ
うつむいて曇った顔
僕には見えるような気がするよ
まだ顔をあげなくてもいいよ
君の心のことだけを僕だけは受け入れられる
嘘なんかつくもんか
まだ生きていてね君を知っている僕の為
こんなひねくれものの集まりだから
失敗するのは当り前
夜明けの太陽はなんか不思議なものだ
ボクノタメニキミヲ
幻と輝けよ光


自由詩Copyright 黒髪 2015-08-31 22:01:02
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