過去のあなた
はるな


まだ、
ここがどこかわからずに
過去のあなたをまっている
朝顔のうすい花弁をさわって、
甘いような気持になっていたあなた
履きつぶした靴ほどにすべてを好きだった



自由詩 過去のあなた Copyright はるな 2015-08-21 22:58:54
notebook Home 戻る  過去 未来