「わがみちをゆく」 2015.07.05 (一〇首)
もっぷ

行く末がこの永遠の終わりまでだと覚悟して永遠を生きる


主義などに縛られるのは嫌な主義だから主義など持たぬという主義


「夢」という語感もかたちも発音もわたしの夢も世界一好き


遠くまで行けたらいいね遠くまで遠くを決めずに行けたらいいね


推し量ってはもらえないほど孤独です数値化できないほど孤独です


「左見て」誰かに言われて左見る左の人が左見ている


左利き右利きの使い分け方は短歌のおんに左右されます


「投げようか」そう思う時この道を投げずに投げるのはこの白旗


遠くまで来たなと言ってふりかえり未来のわたしがわたしをみてる


雨の日は傘の無かったころ想いあの子のためにもういっこ持つ


短歌 「わがみちをゆく」 2015.07.05 (一〇首) Copyright もっぷ 2015-07-05 05:07:29
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