あつい とき
砂木



つられた 無類の栞
かけられた 風の綱

そこから はなれなさい
かさばって 誰も
助けにはこないの

逃げる足音
深く さとす
色あせた カーテン

抜き打ちの 眩暈
もたれかかる 

読めない
独り言


自由詩 あつい とき Copyright 砂木 2005-02-08 00:11:01
notebook Home 戻る