かたえくぼ
はるな


かたむいてみていた月のかたえくぼ きっとだれかがキスしたのね と
左手をすりむいたなら右側も おなじでないと真っ直ぐたてない
こぼれゆく砂時計の砂かなしくて寝かせてみれば どこへも行けず



短歌 かたえくぼ Copyright はるな 2015-03-17 18:34:04
notebook Home 戻る
この文書は以下の文書グループに登録されています。
ちりぬるを