春の雪兎
藤鈴呼



ぴょこん ぴょこん
君は 全くの 別物

尻尾でも ないし
唇でも ない

好き勝手に 遊びまわっているようで
ちゃあんと 仕事 してるんだ

だから 人望も 厚いんだね
ただ ただ 熱くなっちゃって
余計な気遣いしか出来ぬ内は
地も涙となる

雨の代わりに
雪が 温めてくれた 土が
今 ゆっくりと 溶けていきます

どうか どうか
流れ出すことの ないように
祈っていて くださいな

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自由詩 春の雪兎 Copyright 藤鈴呼 2015-01-13 12:03:33
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