ネロ
たいら

ぐるぐる回る時計の針
ほらまたタイミングを逃してる
ブルーライトで目を焼いて
気付けば今日も陽が昇る

止まない頭痛を誰かの所為に
殴りたい壁は遠すぎて
微睡む思考と俯瞰する誰か
気付けば昼を過ぎるんだろ

見慣れた司会者はもう居ない
今日が何曜日か分からない
喧騒の中の静寂に埋もれ
気付けば夜も更けていく

眠れないまま日が過ぎる
いつの間にか年が変わる
このままじゃ駄目人間
気付いてるなら早く寝ろ。


自由詩 ネロ Copyright たいら 2014-12-29 13:07:12
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