mizunomadoka
凍って開かない窓を
ぬるま湯で拭く
掃除機が編み針を吸い込んだ
冬眠を急ぐ熊のように
予定通りにしないと気の済まない姉たちが
雪の中で車を洗い
居間にツリーを飾りつけてる
一年のほとんど誰もいない
父と母の家
自由詩
Copyright
mizunomadoka
2014-12-19 04:31:44