うとうと
そらの珊瑚

ゆるゆると水平線を越えていく居眠りという舟にゆられて

カーテンに映す葉陰はモノトーン秋の陽射しはながながと伸び

世界が白く息をして私の眼鏡は優しく曇る

きのこと胎児の水分量 イコールで結ぶ不思議な関係

見え方が違ういくつもの窓が閉じたり開いてみたり



短歌 うとうと Copyright そらの珊瑚 2014-10-30 09:52:21
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