ゆめ
祐花

夢の終わりで君とキスをした。
淡い青の種類をたくさん数えた。
僕は壁の隙間にある穴を探していて。
君はそんな僕のこと見てる。
壁はすぐに崩れるよ。それは僕の目には見えないし。
君の目にも見えない。
黄金のハチミツ、草原の湖、生まれろ。
僕の手にできることはあまり無いけれど。
青の種類よりたくさんの生命は、僕の目に見えないものも、
たくさん見てくれているよ。


自由詩 ゆめ Copyright 祐花 2014-09-28 03:57:17
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