アメリカの罪と罰
ドクダミ五十号

テロリズムの定義を歪めた
罪を意識しない国家体制は
ここに確立されてしまった

国家の行う恐怖による
人心支配が正当化された

テロ「恐怖」とそれを行使する
国家体制が承認されたのだ

中東と言う
陸の橋(ヨーロッパ・亜細亜の架け橋)は
恐怖に支配されている
双方の側に共通に

先の世界対戦で「無傷の本拠地」を確信した
白人支配体制(アメリカ合衆国)は
恐ろしい決断を許した
科学者と言う狂人に
興味本位を満たす為に
無辜非戦闘員を殺させた
核の使用である

今でも経済的理由から
武器と兵士と国家と企業と科学者が
罪の無い人を殺している

これは犯罪であり
歪んだ人間認識の始まりであり終わりだ

もしも君のそばで
人殺しを容認しない為の集まりと声を挙げる
そう云う集まりがあるなら
是非に参加して下さい
もう我が子の屍を抱いて
泣き叫ぶ父も母も居ない様に
貴方の子が可愛く微笑んで
「おとうちゃん・おかあさん」と
言ってくれる様に


自由詩 アメリカの罪と罰 Copyright ドクダミ五十号 2014-09-07 19:38:40
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