褒めて褒めて
一酸化炭素

温かい言葉だった
何度も人を肯定して、ダメにしてきた言葉には
何度も熱い、人の血がかかっている
何度も何度も、夢を見せては通りすぎ
何度も心臓を抉りながら
熱い血を浴びて
いつしか温かみを帯びた



自由詩 褒めて褒めて Copyright 一酸化炭素 2014-07-27 01:34:35
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