夏
はるな
なんということもなく
また夏が来た
穴のあいた籠をしょって
わたしたちは
懲りずになんども出会ってしまう
水が跳ね落ちたさきで
またもう一度跳ねるように
だんだん
ちいさくなりながら
自由詩
夏
Copyright
はるな
2014-06-21 22:32:09