白熱灯
草野春心



  白熱灯が燃えている
  黴の浮いたタイルたちが
  あくまで事務的に焔を点す
  夜は、十分に暗く
  わたしは十分にわたしだ
  少しの隙間も許さないほどに




自由詩 白熱灯 Copyright 草野春心 2014-06-14 21:44:00
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短詩集