剥かれた豆
草野春心



  剥かれた豆の
  殆どは椀に収まったが
  僅かながら溢れてしまう
  階下から聞こえてくる物音は
  すべて嘘だと私にはわかったが
  目の前で語られていたならどうだろう





自由詩 剥かれた豆 Copyright 草野春心 2014-06-07 20:06:52
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短詩集