待つ
草野春心



  一行の文を
  今しがた、私は読み終えた
  それでもテーブルについているのは
  私のほかに誰もいない、そして
  私はこのまま待つのだろう
  青空のせまいところに
  詰っている風などを見つめながら




自由詩 待つ Copyright 草野春心 2014-06-07 19:51:11
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