こんぺいとう
りゅうのあくび

光が少ししか
届かずに
かすかに耀く
とても小さな
砂漠だけの星へと
旅行をする
少女を描く
ある絵本を作ろうとする
少年がいるのでした

はるか彼方の銀河への旅を
描いた絵本を
読んでいる少女の
夢を見た
ある少年は
たったひと粒の
星のようなお菓子を
作ろうとしていたのでした

ある日に夢の中で
絵本を読んでいた
そっくりな少女と
出合うことができました

少年は
星のような
お菓子を作って
その少女に
贈るのでした


自由詩 こんぺいとう Copyright りゅうのあくび 2014-05-22 22:24:42
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Breath of Fire Dragon