Carlos
mizunomadoka


絡み合う蔦が入り口を隠してくれる
夜になれば安全に河口まで行けるだろう

ジャングルで
黄熱に苦しんでるときも
農民から盗むなと
彼は言ったのよ

エンデが昔話をしている

すこし眠った方がいい
そう言ったあとも

耳を傾けている






自由詩 Carlos Copyright mizunomadoka 2014-04-24 23:21:54
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