あったかい耳
うんち

少女の耳は
たくさんのこころをきこうとして
とっても
おおきく
あたまから
ひらきました。

中心部は
とっても
あつかったです。

あついあつい熱をじゅうじゅう持って
みんなを
きいています

おおきな
おかあさんになろうとして

少女なのに
おおきすぎて
こまったこともあったなあ

少女なのに
おおきすぎて
泣いた

たくさんの
とうげを
のりこえて、
レギュラーサイズ。

レギュラーサイズで
歩いてます。

あつい少女から
レギュラーサイズの
おかあさんになって。

おかあさんは
毎日
おかねを数えながら
ちいさなこどもを
きいています

ちいさな
みえない
こどもを
きいています


自由詩 あったかい耳 Copyright うんち 2014-04-11 22:08:45
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