抱負
蒲生万寿

沢山の食べ物を食べることなく
少しばかりの暑い寒いを我慢し
便利さばかりを求めるのではなく
静かに過ごすことを良しとし
他人を認め「あの人も私だ」と思い、理解すれば
患いは少しづつなくなるだろう


あなたはあなたではなく
私は私ではない
大して自己主張することもない
誰もが一つの愛という点に帰結するばかり


目を明けていれば、楽しみは溢れ返る
その身上に
その内心に
そして、そこから離れたどこでもないところで
花が咲くように
誰もが喜ばしい


自由詩 抱負 Copyright 蒲生万寿 2014-03-08 16:51:43
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