エーテル 19
草野春心



  そして光が
  ひとつの小さな部屋であるとすれば
  わたしはその入り口も出口もしらない
  冷たげなスツールに、半分だけ腰をおろして
  長い窓についた雫をふいたとき、
  あなたの手にふれた気はしたけれど




自由詩 エーテル 19 Copyright 草野春心 2014-02-02 11:39:38
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春心恋歌