裸木
イナエ

秋を着飾った紅葉が
全ての葉を落とした

裸になって
冬の薄い日差しを
目一杯受けたいのだろう

やがて来る
春のために


自由詩 裸木 Copyright イナエ 2013-12-12 17:12:37
notebook Home 戻る